丹沢広樹のプロフィール

2000年より国内外で演奏、研鑚を積む。2008年「Cembalism‼」の録音に参加、翌年NHK―FMにCD収録曲で生出演。

同年「ソナール・カンタンド」での公演が月刊「音楽の友」誌にて『国内の年間コンサートベスト10』に選出され、2010,12年ブレーシャ国際音楽祭に招聘され演奏、加えてストラディヴァリが婚礼を行ったクレモナ市の聖アガタ教会にてAll Bachのプログラムを披露。

 2012年よりピアソラ5重奏団を複数主宰。

また2013年より鍵盤奏者の杉本周介と八ヶ岳より古楽プロジェクトを定期的に発信を続ける。

2014年「ソナ・カン」待望の初アルバム『ケルティック・バロック』をリリース。

 2015、17年古楽アンサンブル「コントラポント」にて『モンテヴェルディのヴェスプロ』の収録に参加、4K動画をOttavaより配信中。2016年より横浜市、川崎市の委託事業を中心に、室内楽シリーズ『楽壇の巨匠たち』の企画を開始。

2019年2月、宗教作品としては初の主催公演ブクステフーデの『Membra Jesu Nostri』を静岡音楽館AOIで手掛ける。

2020年よりヴァイオリン、ヴィオラに加えて、伝説の楽器とされてきた肩掛け5弦チェロ「ヴィオロン・チェッロ・ダ・スパッラ」を用いての活動も展開。

 

ヴァイオリンが誕生したルネサンス後期~現代まで、西洋音楽のみならずタンゴやケルト音楽などジャンルを超えた奏法を実践する傍ら、幼児教育から多数のオーケストラの指揮、「弦楽器奏者の為の講習会」等で指導にあたる。

2022年より弦楽器奏者の目線で西洋音楽史500年の裏表を明らかにすべくプロジェクトチーム「Vittorio Barocco」を開始。