嘘のないヴァイオリン奏法

神奈川から静岡に掛けて40数名のお弟子さん達と幸せな時間を過ごしております。
一人一人がヴァイオリンを愉しめた時、それは嬉しいものです。
私がお伝えするのは楽器の正しい鳴らし方のみ、音楽は皆が自由に表現しておられます。


世間一般にまかり通るヴァイオリン奏法に於ける嘘は一切捨てております。
ネット動画でクライスラーやシゲティ、数多の巨匠達の演奏を手軽に学べるご時世に、どうした事でしょう?

明朗快活な楽曲や幸福感に包まれる美しい旋律を、硬ばった表情で柔軟性を欠いた両の手で弾く姿、私は楽曲に対して哀れな気持ちになります。

300年前のジェミニアーニ、200年前のレオポルド・モーツァルト、100年前のシュラディック、名教師達がそれぞれの時代に求められる技術習得のメソードを残しております。しかし現代人が400年以上に渡るクラシック音楽を自由に弾きこなすたった一つの方法は楽器と喧嘩しない事のみ。

 

右腕の重さのみを用いて、馬毛と弦が歌手の声帯の如く振動しヴァイオリンの裏板まで行き渡る。ヴァイオリンを握る左手が指を力ませず、弦を指で押さえず触れるようにタッチすれば、必ずお使いの楽器が持ち得る最適な音色を奏でてくれます。この奏法は人前で緊張するステージ上で、音色をもっとも左右します。熱心な生徒さんほどそこに近づいております。
逆に右手のチカラでボーイングを行い、左手はヴィヴラートが止まらず指は激しく指板を叩いている、日常的にTVの音楽番組でよく見かける奏法ですが、皆ステージへ戦場に向かう面持ちで出てゆき、緊張の度合いなりの音色で楽譜と闘っておられます。

そして、正しい奏法は体格や手の大きさを問いません。ヴァイオリンは最小の弦楽器です。お弟子さんの中には手の障害の為サウスポーヴァイオリンを使用の方、指の関節が通常より少ない方、それぞれ理論的にカバー出来れば全く問題ありません。

 

奏法の習得に練習は必要ですが、時間に追われる現代人は無駄な練習をしない事が前身の要といえます。
曖昧な理論、経験則に基づかないメソッド、蒙昧な感情論、大きな音を主体に進めるレッスン、身体メカニズムを無視した体育会系の指導、全てヴァイオリンと闘い続けるマイナスの時間となるでしょう。
カラオケの席で大声、ガナリ声を聴き続ける事を想像しましょう。歌い手は喉を痛めた挙句、皆に嫌がられ、聴いている人は我慢の時間です。

 

私は演奏に関係する全ての楽器と体の接点、関節、筋、筋肉について、具体的なアドバイスしかしません。
ここまで私を育ててくださったのは、当然全てのこれまでの生徒さん達です。

 練習中、痛い!これはまさに上達と逆行しております。痛い箇所の1つずつに原因と対処法があります。

今の奏法、今の練習環境が不満足な方、特にどうやってヴァイオリンを教えたら良いか迷われている先生方、どうぞお気軽にご相談下さい。弾くことと教えることは全く別です。
また熟練の先生がた、議論をして更に高め合いましょう。

 

音楽を習得したい方は別にご相談ください。複数のアマチュアオーケストラ、アンサンブル、
弦楽合奏団、ピアニスト〜チェリストまで様々な方々と常に音楽を共有しております。

日本語を知らない人は日本語を話せませんが、西洋音楽のメロディを形成している単語(音型)を正確に把握し、それを象る韻(リズム)を知れば西洋音楽は日本人でも会話をする様に楽しめます。音楽の習得は読譜次第で180度変わります。ルネサンス、バロックの音型をマスターする事で古典派もロマン派も理解度は桁違いに上がります。あくまでも、音にするのは技術力なので別問題ですが。

 

理念は「スポーツ医学に負けないボーイングとフィンガリングを100%理論的に」
生徒さんのゴール地点は「弓奏鼻唄の如く」です。長文駄文最後までお読みくださり有難う御座います。

 

現在の受け入れ可能枠
神奈川県央、横浜市北部周辺2名/静岡県東部1名/伊豆河津1名/静岡市1、2名

レッスン回数は必要最小限、レッスン代は最低限しか頂戴しません。